カーサブルータス でも万博をあげているし・・・

買ってしまいました。

久々のカーサブルータス ・・・

21世紀のミュージアムということで・・・最近、話題先行で中身が・・・と思って最近は買っていなかったのですが・・・神奈川県立近代美術館 葉山館でやっていたの「世界の美術館 未来への架け橋-25のミュージアム建築」とかぶっているような・・・

それはおいておいて、

坂茂のビアレニマレ・ノマディック・ミュージアム(Bianimale Nomadic Museum New York)とかモバイルできるとか・・・

コンテナと紙管の組み合わせでできた空間。

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坂茂らしいなー

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とか思っていたら、ポンピドゥーの新館「ポンピドゥー・センター新館メス」も載っているし・・・コンペ図面すごかったなーそういえば・・・

まあ、それもおいておいて・・・

あえて、万博の行っていない私がコメントするのもあれなんでと思って、

万博会場周辺の建築、その他を書き始めて今回で8回目。

まあ、話題になっている坂茂についていきますかー

そういえばハノーバーのエキスポのときの日本館の担当は・・・

坂茂でしたねー

そういえば・・・

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2000年のことだから忘れてしまいました・・・ハノーバーのときと比べるとw

■第8回

ねむの木こども美術館

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設計 : 坂茂
施工 : TSP太陽
所在地 : 静岡県掛川市上垂木
用途 : 美術館
主体構造 : ペーパーハニカム三角格子構造(屋根)+鉄骨柱
竣工 : 1999年

掛川市の中心部からバスで終点「ねむの木学園」まで行き・・・
途中、こんな山の中まで連れてこられてと・・・心細くなる。
ねむの木学園で下りてからさらに歩く・・・山奥に・・・

「子供たちにも馴染みやすい紙を使って、緑を背景に子供たちの絵を展示できたら」
というコンセプトのもと、自然光に溢れた空間となっているようだ。
山の中だから誰も見る人がいないしね・・・途中、車が通れるか通れないかの道を行く。

この建物のコンセプトになっている屋根は
厚さ18.3mm、梁せい600mmの紙のハニカムボードを、1辺1mの面内方向にトラス状に組んで、1辺が30mの正三角形屋根面を構成している。

これを、運搬できるサイズとして、3m×3m(9マス)のユニットを100個、
工場で組み立てておき、現場搬入後、地面で全体を仮組し、リフトアップして、柱頭位置にセットしている。
柱は、基礎からの片持ちの鋼管であり、6mピッチで屋根を支持している。

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でも、白くなっていて紙っていう質感が損なわれてしまっているところが残念な気がする。
紙じゃなくてもいいような気が・・・紙のプレキャストは容易なのだろうか?
そこに疑問。

あと、美術館の中で流れている曲と、空間の幾何学性で頭が混乱しそうだった・・・
ちょっと不気味な感じだった。
ねむの木学園という異様な空間であったからかもしれない。
別に否定とか肯定ではないが・・・隔離されていることは確かなわけだから・・・

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