今年は紅葉に行かれましたか?
イチョウって日本古来の植物じゃない!
最近、テレビを見て知ったこと。
イチョウは日本の土着の植物じゃない…
外来種だ!
確かに、万葉集や日本書紀といったものに登場していないし・・・
源氏物語とかにも出てきていない。
あったら、銀杏っていう人物が出てきそうだしね~秋の時期に登場する黄色の・・・何かな~
「銀杏」って名前もそれはそれで微妙かもしれないけど。
イチョウの詩といえば・・・
金色の ちひさき鳥の かたちして 銀杏散るなり 夕日の岡に
与謝野晶子の詩くらいかな~だから・・・そんなに古来からのものじゃないのか~日本にとって。
イチョウは 1億5000万年以上昔の中世期・ジュラ紀に全盛を誇っていた。 その後の氷河期でほとんどが絶滅したが、中国南東部では今でも自生している。 イチョウは一科一属一種で仲間はいない。 また、受粉の方法が古い種類の植物と同じであるために「生きた化石」と呼ばれている。 |
日ごろ見ているとそんなことはとても思えないのにね~
イチョウの日本の伝来は遣唐使のころといわれているから、イチョウは人によって意図的に日本に運ばれてきたことがわかる。
ブラックバスみたいなものかな~
でも食物連鎖までは壊していないか。
セイタカワダチソウとはココが違う。
人間によって運ばれたなんて考えるとちょっと不思議な気もする。
しかも、自生しているものは中国にしかないっていうのも驚き!
しかし、青森にはご神木として、「垂乳根(たらちね)のイチョウ 」というのがある。
正式には「北金ヶ沢のイチョウ」というらしい。
垂れ下がっているたくさんの気根・乳垂から、子どもができても乳の出ない女性がやってきて、乳が出るように願掛けをするということだ。
形とか見ていると相当昔からあって、人間が植えたなんて想像できないし。
形が神秘的だから余計そう思うのかもしれません。
このイチョウは樹齢1000年といわれていますが、それが本当だったら日本最古のクラスだろうな~
最古は対馬にある「琴のイチョウ」らしいけど
それと源実朝が暗殺されたときに刺客が隠れていたというイチョウの木は樹齢500年くらいで、そんなことはないそうだ。だから、垂乳根のイチョウの樹齢1000年も伝説かもしれませんね。
きっと。わからないけど。