広島テレビ放送
いしぶみ―広島二中一年生全滅の記録

このあいだ、明治大学教授の斎藤孝さんが薦めていた本。

斎藤さんといえば・・・

齋藤 孝
声に出して読みたい日本語

で知られていると思います。あの寿限無を子どもたちに読ませている人です。

そんな人が薦めていた本。


昭和20年8月6日、広島二中の1年生たちはどのようにして死んでいったのか。

文部省主催の昭和44年度芸術祭のテレビドラマ部門で優秀賞を受賞した、広島テレビ放送制作の「碑」をもとに書籍化したものです。


広島の原爆で全滅した広島二中一年生322名のうち、調べのついた226名の「8月6日」に追ったドキュメンタリー。

12,3歳の彼らがどうやって死んでいったのか、その絶滅までをこくめいに書かれています。


すごい切ない話。

でも、戦争を知らない私たちの世代が読んでいかなければいけないのかなと思います。

そういった事実があったわけですから。


参考:中国新聞の特集 ―ヒロシマの記憶 広島二中