「美しい景観を創る会」が、「悪い景観100選」の第一弾として70点を公表した。
ちょっと前に、ポータルサイトで記事になってから、サーバーが落ちちゃったらしく、今は見ることができないという…
全く、こっちの方が「悪い景観」?みたいな感じ。
この「美しい景観を創る会」のメンバーを見たところ、日建設計の会長さんとかいたりして、ちゃんとした有識者なんだと思うけど、発表された70点を見たところ…
詳しいことはDaily Portalの「高架下風景を鑑賞する」 で見てくださいな~
地方都市の看板が立ち並んでいるロードサイドであったり、
東京のネオン街の看板が景観に良くないとか、
立体駐車場に書かれている看板や、
交差点のところに場所がどこにあるかを指す看板に対し、これをみて誰が行くのか?とか
ちょっとみただけだけど、看板のことを多く挙げ過ぎの様な気がした。
他は電柱が景観を壊しているとか、マンションが景観を壊しているとか…
住宅に貧相とか言っているものもあって、「それなら、お前が建ててやれよ~」と言われても仕方ないようなことまで書いてあって…
見ていて、面白くなかった。
というか、発見がなかった。
電柱とかは昔の日本ぽくていい雰囲気のところもあるし、一概に×とはいえない気もするし。
でも、フィリップ・スタルク(Philippe Starck)のアサヒビール吾妻橋本部ビルのことを入れていたのが正直、一番笑えた。
「○○が悪いから、こうした方がイイ。」
とかじゃなくて、ただ悪いとしか書いていないようで、有識者が集まったというだけってかんじだった。何のために集まっているのか?誰でも景観の良し悪しはわかると思うけどな~
→例えば、銀座だったら、広告の色を限定する条例をつくるとか?←これもイマイチなんだけど(´Д⊂ モウダメポ
確かに儲かれば何をしてもいいとかという発想はイマイチ良くはないと思いますが、だからといって解決法が見えてこない。
資本主義をただ批判しているようで悲しかった。
っていうのが感想。
ついでに、解決法もちゃんと書いてほしいと思うのが思ったことです。
または、解決方法を募集するとか、そういったこともしてもいいかもな~とかね
まるで、この間の衆議院選挙の野党の演説と大差ないな~とか思ちゃったりして。